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田中ウィメンズクリニック 出産ドキュメント~陣痛篇~ [出産準備]

2006年12月19日

陣痛開始
21:00 NSTをしながら抗生物質を点滴。
私は破水しているので感染しないための抗生剤が必要だそうです。
お腹の張りはありましたが、20分間隔くらいなのでまだ前駆陣痛レベルだそうです。
でも段々とお腹が痛くなってくる。
い、痛い・・・・。重い生理痛×5倍という感じ。
痛みに弱い私としては結構辛い。
気を紛らわす為に親友に電話しました。
「明日病院に行きたいから生まれる時間教えて!」と言われたけど、
子宮口の具合からかなり遅くなりそうと予測されたので断りました。
明日は早朝から促進剤を入れるそうで早く寝なくてはと思いつつ興奮して寝られない。
点滴の為の手の甲に固定したチューブが痛いので看護士さんに訴えるも
「いちいち針刺すより痛くないと思いますよ~」とそのままにされてしまう。
夜中にも抗生剤を点滴するそうです。

23:28 陣痛がついてきたのか?8-12分間隔くらいで腰がお腹の張りと共に
グググーっとした腰の痛みが襲う。
どういう痛みかというと腰を後ろからぐぐぐ~と押されるような痛み。
つい「おおおおぉおおおお~」と声をあげてしまう。結構な痛み。
「陣痛が10分間隔になったら知らせてください、麻酔を投入しますね」と
看護士さんに言われるけど、痛みに弱い私はすでにギブアップ状態。泣きそう。
「ああ、早くヤクを打ってくださぁい~~」と懇願したい気分。
隣の部屋から付き添いしているらしい旦那さんの笑い声が聞こえて一人ぼっちの
私はちょっと羨ましくなりました。

 12月20日

【出産当日】(40週2日)

麻酔開始

00:27 陣痛が10分間隔ぐらいになってきました。
眠くて意識が朦朧とすると陣痛が襲ってきて目が覚める。
結構、いや、かなり痛い。でもA型な私は痛いながらもきちっと陣痛間隔を
メモして10分間隔になるまで我慢していました。
今思えば適当にしてさっさとナースコールしておけば良かった!

待望の10分間隔になったのでナースコールをする。
看護士さんに「すごい!ちゃんと記録していたのね~。大体でいいのにぃ」
早く言ってくれよぉおお。。
自分としては「無痛なのにこんなに辛い陣痛を味わうなんてぇ~~」と涙が
出そうだったけど、看護士さんいわく本格的な陣痛とはこんなものではないと
笑われてしまいました。
絶対ぜったい私は自然分娩なんて無理だと思いました。
今にも気絶しそう。脂汗が出てきてるし←かなり痛みに弱い。
早速栄養剤の点滴と痛み止めの麻酔を入れて貰います。
背中のカルーテルを冷たい液が通る感触がする。
看護士さんに「敏感ですね~」と驚かれました。
だから痛みに弱いのかなぁ?
(そうだそうだ。私は敏感なので痛みにも弱いのだ~)と訳の分からない事を
考えて痛みを紛らわす。15分くらいすると効いてくるらしい。ああ、助かった。

00:56 麻酔が効いてきたのかいきなり腰のあたりがスーッと楽になった。
あ~天国だぁ。無痛バンザイ。これ以上の痛みになんて堪えられない!!
自分で調整出来る麻酔の機械を接続してもらう。
痛くなったらカチカチとボタンを押して薬を入れるようになっています。
一回押す毎に微量の麻酔が投入されるが、何度押してもある一定以上の
麻酔は入らないようになっているので安全で、
しかもいちいちナースコールせずに自分で調整出来るので簡単です。
そしてカチカチっと押す事で「麻酔入れた」という事が精神的な安心に
繋がるので実際そんなに入ってなくても痛く感じないのかもしれません。
痛みって精神的なものと密接だというし。

02:00 栄養剤点滴の交換。
お腹は10分毎くらいに張ってるらしいけど麻酔のお陰で痛みは全く感じません。
子宮口は2㌢くらい開いて柔らかくなってきたらしい。
でも開き具合がかなり遅いのでお産までは大分かかりそうとのこと。
旦那が20日生まれにこだわっているのでなんとか今日中に生まれてくれるといいな~
と思いつつ、ピロの好きな時に生まれてくればいいかな~と思ったりもする。

翌朝

6:30 内診するも子宮口はなかなか開かず3㌢大弱。
何度聞いても「あなたはかなりかかりそうね~。早くて夜。
まあ夜中かなぁ。明日になっちゃうかもね」
と言われてしまいました。
子宮口は少しずつ柔らかくなっていてピロの頭を触れるくらいになってるが、
これからが時間かかるらしい。
午後一くらいまでに産まないとその日の夕飯が食べられないので
結構深刻な問題だ・・・。(最後まで食い気の私)

張りは5-6分置きになってるらしい。
あの陣痛の痛みが一晩中5-6分置きに感じていたとすると地獄だ!
無痛で本当によかった、とこの時改めて思う。
しかし唯一の副作用で、麻酔のせいでお腹と背中が異常に痒い。
痒くて痒くて背中やお腹をぼりぼり掻いてしまう。

8:30 田中医院長の診察。
バルーンがはずれて子宮口が4㌢まで開いたらしい。
いい感じの張りが来てるし、お産が進んでいる様子。
内側に付ける心拍計測器に切り替えました。
この方が正確な心拍と張りが計測出来るらしいです。

張りが強くなるとピロの心拍数が落ちるので酸素を吸う。
点滴を陣痛促進剤の点滴に切り替える。
ベッドに張り付き状態だし色んな器具が取り付けられてるし、なんだか重病人のよう。
麻酔が効いてるのでかなり楽だけど本当は今かなりの激痛らしい。
楽なので産科麻酔医の林先生と無痛分娩について色々お話しました。
林先生はご自分の出産があまりに激痛で
「これは我慢するレベルの痛みじゃない。麻酔使わないのはおかしい。」
と思いアメリカに渡って麻酔産科医(出産の為の麻酔専門医)の勉強をされたそうです。
「そうですよ~。痛いのはおかしい!」と相槌打ちながら笑っている私。
実は陣痛が2~3分置きに起こっている状況なのです。

 

11:00 子宮口は4.5㌢
陣痛をすすめるために座位の姿勢でいたら
お腹が張り過ぎて気持ち悪くなってグエ~~っと戻してしまう。
張りが凄すぎるらしいのです。
促進剤止めると陣痛が弱くなり、入れると効き過ぎるみたいで先生方も困っている。
ピロは大分下がってきたらしい。動きが少なくなってきた。
いよいよ出産に向けて準備し始めているのかしら?
この長丁場を自然分娩で乗り切る日本女性を心から尊敬します!!
・・・が、私は痛みもないし動けないしやることがなくて眠い・・・。
旦那と家族に夜まで出産しない旨を電話する。
親友のMが「私お産に立ち会いたい!」と電話してきたので
「夜中になりそうだからいいよ」と断る。

11:48 突然陣痛がすすみ、子宮口開大8-9㌢!!

「もういつでも産んでいいですよ」

とイキナリのGOサイン!! あと一時間で分娩室に入るらしいのです!!
ええ~~!そんなぁっ!!慌ててみんなに連絡する。
旦那は「俺が到着するまで絶対産まないで!!」
って出産に立ち会わないくせに慌てる彼。
母は間に合わないみたい。ピロは急に出たくなったのか?えらーい!
張りがすごくなってきたので麻酔を追加してもらう。なんかドキドキしてきた。
ようやくピロに会えるんだね。

12:20 もう子宮口全開になってていつでも分娩室に入れるらしい。
ピロったら急ぎすぎだよぉ。
親友も向かってくれてるけど間に合わなさそう・・・。

 

いよいよ出産です!!!


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